9/7 阪神戦○ 「知力を振り絞れば、弱者であっても強者に勝てる。」

青柳対策で打線が大きく入れ替わりました。

①宮本 ②坂口 ③青木 ④村上
塩見とテツトがはずれ、４番まで左が並び、５番は青柳と相性の良い中村悠平。良いと思う。
どうせなら、オスナのかわりに、ファースト川端でもおもしろかった。

試合は……神０-１２ヤ　大勝！

対青柳打線の効果が初回からあらわれました。
２番坂口が１塁線へツーベースで出塁すると、３番青木が追い込まれながらもアウトコースの球をうまく拾ってレフト前へ。坂口が２塁から一気にホームイン！先制！
レフトの守備力の弱さをついて迷わず本塁をねらった坂口の走塁は、ファインプレーだ。

２回の攻撃、８番サンタナがライトポール際へホームランで１点追加。
ベースから離れて立つサンタナが青柳のアウトコースの球打てるのか？と思っていたら、なんとホームラン、不思議だ。そんなに手が長いのか！？

さらに３回、一死１・２塁で村上。試合の流れと青柳との相性からいって、ホームランしかない。
そして…期待通り右中間スタンドへホームラン！

このところ、ヒットは出るも打球が上がらなかった村上ですが、ようやく良い角度で上がりホームラン。不動の４番はやはり頼りになる存在です。

苦手青柳攻略に成功し、３回で５点のリード。

先発は、スワローズ先発陣で一番安定していると言っても過言ではない奥川。
前回の甲子園での登板は、７回１失点と好投するも、勝ち星つかず。
今日もストレートは走り、変化球を上手く使い、コントロールも良く、阪神打線を寄せ付けません。

センター返しの打球を、反応よくキャッチ。自らのフィールディングでも反撃の芽を摘みます。

奥川は５回を終え、既に７奪三振、５５球無死球無失点と、100点満点のピッチング。
先日ハマスタでの３連発もあったし、逆転勝ち続きの阪神なので、気を抜くわけにはいかない。

６回の攻撃、二死１・３塁で村上が詰まりながらもライト前へ運び、１点追加。
７回にも、サンタナのタイムリーで１点追加。
リードは７点となり、もうセーフティ。
残る見所は、奥川がどこまで投げるか。

奥川は少しずつ制球が甘くなった感じはありましたが球威は衰えず、６回・７回も危なげなく阪神打線を打ち取りました。
７回を終わって８３球。自己最高の８回もあるかと思われましたが、８回の攻撃で代打を送られ交代。
点差もあったのですが、それが奥川育成プランなんですね。

戦意喪失の阪神から、８回にも４点、９回にも１点。
途中出場の塩見も左中間へタイムリーツーベース。１８安打１２得点と、打線大爆発。
このうち少しでも先日の巨人戦で出てればなぁ。

８回は大西、９回は石山が無失点でゲームセット。
大事な初戦に勝利し、首位争いに踏みとどまりました。

奥川が試合をつくるピッチングをしてくれることは予想していましたが、苦手青柳を早い回で攻略したのは予想外でした。
村上の豪快な一発が勝利を決定づけたことはもちろんですが、初回の青木のシブいヒットと坂口の好走塁が青柳にダメージを与え、これが勝利につながったと思う。

「知力を振り絞れば、弱者であっても強者に勝てる。」（ノムさん）

今日は、塩見・テツトがスタメンはずれましたが、代わりに出場した宮本と坂口がいい働きしました。
宮本は簡単にはアウトにならない粘り強いバッティング。
坂口は上手いバットコントロールでどんな球にも対応するベテランのバッティング。
ベンチに座らせておくのはもったいない。
塩見・テツトは外せないし…贅沢な悩みです。

巨人はスワローズに２勝１分
阪神は巨人に２勝１分
じゃんけんシステムで、
スワローズは阪神に２勝１分…になる！？

明日は小川。
スワローズのエースの座は譲れない。
明日も勝つぞ！

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