CSファイナル③ 全力プレーがもたらした「ラッキー7」
まさかの展開に激アツの神宮でした。
昨日は書けなかったことを今更ながら。
試合は……ヤ6-3神 3連勝でCS突破
第3戦の先発は高橋奎二。
9月にコロナで離脱して以来、一軍マウンドでは投げておらず、復帰がいきなりCSになりました。
昨年のポストシーズンでは、驚異的な活躍でチームを日本一に導いた奎二。
今年も間に合ってよかった!
初回、先頭中野を空振り三振にとると、後続も断ち3者凡退に仕留める上々の立ち上がり。
しかし2回、微妙な判定もあり、3つのフォアボールで二死満塁のピンチを迎えるも、青柳を三振にとり凌ぎました。
4回、不運なポテンヒットもあり、無死1・3塁とすると、陽川の犠牲フライで失点。
さらに5回、二死2・3塁で、粘りきれず大山にタイムリーを許し2失点。
5回を投げ、被安打4 与四球4 失点3という結果でしたが、正直思っていたよりかなり良かった。
奎二らしい力強いストレートは健在で奪三振7。
日本シリーズではさらに状態をあげて、昨年のような快投が期待できます。
阪神先発青柳に、6回まで無得点に抑えられてしまった打線。
7回の攻撃、
1アウトからサンタナがフォアボールで出塁するも、続く長岡は内野ゴロ、ゲッツー崩れでランナー残り二死1塁。
代打青木は、デッドボール。
青木には申し訳ないが、思わぬ形で得点のチャンス!
塩見もフォアボールを選び満塁に。
続く山崎は追い込まれ内野ゴロを打たされ、ここまでか…
しかし、
マルテのセカンドへの送球逸れ、ランナー2人ホームイン!1点差!
青柳はここで降板、浜地にスイッチ。
青柳対策でテツトにかわりスタメンセカンドの宮本がそのまま打席へ。
粘ってフォアボールを選び、再び満塁に!
満塁で村上に繋ぐという大仕事をやってのけました。
誰もが村上の逆転満塁ホームランを期待。
が、
ボテボテのピッチャーゴロ…
それでも全力で走り気迫のヘッドスライディング、
グラブトスが大きく逸れ、ランナー3人ホームイン!逆転!
グラブトスしないと間に合わないタイミングだった、浜地も必死だった。
ホームランではなかったけど、
「ムネの素晴らしい当たり」が結果的にチームに勝利をもたらしました。
2アウトから、ヒット1本(それも内野安打)で5得点。
まさかの展開に大きく湧くスタンド。
チーム全員のあきらめない全力プレーがもたらした逆転劇、
まさに「ラッキー7」でした。
8回、途中出場のテツトがセンターオーバーのタイムリーツーベースでダメ押し。
3点リードの9回、マクガフがマウンドへ。
雨は降ってない、昨日投げたばかり、
絶対大丈夫だ。
三者凡退に仕留めゲームセット!
クライマックスシリーズを制し、
2年連続 日本シリーズ進出決定‼️
CSファイナルを阪神と戦うことになった時、
正直イヤな感じしてた。
阪神は、開幕戦でスワローズに大逆転で負け開幕9連敗、
それでも自力のあるチームだけに徐々に順位を上げ、
巨人・広島との三つ巴の戦いを(スワローズのアシストもあり)制しCS出場。
今季は阪神の要所でスワローズが絡んでいた。
CSファイナルで3勝とリードしても、
もしかしてこれは、阪神の劇的4連勝を演出するためでは…
と、全然安心できなかった。
ドラマチックな逆転勝利でCSを制し、
そんな不安が一気に消え去り、
晴れやかな気分でセレモニーを見ていました。
応燕パックの同じ席での観戦は最終日でした。
近くの席で1年間ご一緒させていただいたみなさま、
やさしくしてくださり、お菓子もたくさんいただき、
ありがとうございました!
日本シリーズは、オリックスとの再戦が決定!
まだまだ続きが見られることを、この上なく幸せに思う僕でした。
がんばれスワローズ!
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