山田哲人選手の美学

9/25 中日戦、試合は0-12で惨敗、このようなチーム状況なので、山田哲・村上の個人記録に注目が集まりました。

盗塁王が射程圏の山田哲人選手、出塁し2塁が空いている盗塁のチャンスはありましたが、試みることはありませんでした。
「走ってくれよ〜テツト」と誰もが残念がったと思います。
当然僕もそうで、なんかちょっとモヤモヤしていましたが、ゆうじんさんのブログ「オヤジ打ち~Swallows Big Bonus」を目にして、ちょっと考えが変わりました。

ゆうじんさんはいつも、鋭い視点で分析し、時にはで鼓舞するような厳しいコメントで、スワローズを心から応援されています。(と、僕は勝手に思ってます。)

自分が思ったのは、山田哲選手は試合を動かす(価値のある)盗塁にしか価値を見出していないというものである。勝利に貢献する盗塁にしか興味がないと言っても良いのかもしれない。大差がついた消化試合で、盗塁数を重ねることは意味がない、恥ずかしいという信念を抱えているように感じられた。
比較的早打ちの雄平選手が、山田哲選手の盗塁機会を作る(ように感じられた)流れでスリーボールまで待球しながら、山田哲選手が全くスタートを切らなかったシーンは、山田哲選手の無言の主義主張めいたものを見せられた気がした。

ゆうじんさんのブログ「オヤジ打ち~Swallows Big Bonus」より

盗塁が目的であれば、比較的塁が空きやすく打順もまわる1番での出場もあったかもしれませんし、長打を狙わずあわせるようなバッティングでもよかったかも。でもそうじゃなかった。
先日の山田哲選手が通算200号のサヨナラ満塁ホームランで試合を決めた日のヒーローインタビューで、「40-40」について聞かれ、「頑張ります」くらい言うのかと思いきや、「無理です」と笑って答えていたこと、これも山田哲選手の勝利に貢献することを第一にするという考えのあらわれなのかな。

勝手な解釈かもしれませんが、個人記録は勝利のために戦った結果で それ自体が目的ではない、といった山田哲選手の美学のようなものが感じられ、ますます山田哲選手が好きになりました
ゆうじんさん、良い記事ありがとうございました。

とはいえ、個人記録はファンにとって嬉しいプレゼント、明日の最終戦、最後まで全力プレーをみせてくれることを願います。

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